「宮城ボランティア2018」を実施しました
平成30年度の「宮ボラ」は地域連携センターが主催し、「3つの『つ』~つたえる、つながる、つづける」をテーマに9月1日~3日の2泊3日で開催、本学学生31名と本学系列校の敬愛学園高校生徒1名が参加しました。第1回から続く尚絅学院大学(宮城県名取市)とのご縁で、今年は西南学院大学(福岡県福岡市)も加わってのボランティア学習会が実現しました。また昨年度に続き、福島県内での活動も実施。様々な研修を行いました。
このページでは、今年度の活動を記録し、紹介してまいります。
宮城ボランティア2018活動報告書
1日目:福島県川内村、南相馬市小高区
次いで、富岡町から国道6号線を北上。私たちは、放射線量の高い「帰還困難地域」の一般道をバスで通りながら、生活感のない街を通り抜け、南相馬市小高区に向かいました。小高では震災当時に小高区長をされていた安部克己さんから、南相馬市と小高区での被災状況や今後の課題についての講演を伺いました。
1日目は福島編、しかもお話しいただくのは地方自治体の幹部の方々という、いままでの「宮ボラ」にはなかったプログラムを経験し、宿舎に向かいました。
川内村の講演を伺い、質問をする学生
バリケートで覆われた帰還困難区域を通る
小高区の安部克己さんを囲んで
一言ひとことに集中して講話を聞く学生たち
2日目:石巻、女川、閖上
石巻市立大川小学校跡では鈴木典行さん(大川伝承の会)、女川医療センターの前では田村孝行さん?弘美さん(七十七銀行女川支店遺族会)、そして名取市の「閖上の記憶」では丹野祐子さん(閖上中学校遺族会)から貴重な話を伺い、時に涙しながら将来に活かしていこうという強い気持ちを持たせていただきました。
大川小学校跡にて鈴木典行さんと
女川医療センターの前で田村さん夫妻と
名取市閖上の日和山にて
「閖上の記憶」で丹野祐子さんと
3日目:3大学学生によるボランティア学習会
千葉へ戻るバスの車内では、多くの学生たちが3日間の学びについて意見を述べあい、充実した3日間の活動を終了いたしました。
閖上小中学校の慰霊碑にて
一堂に会した、千葉?宮城?福岡の学生たち
熱心に話し合う学生たち
グループディスカッションの成果を共有し合う
千葉、宮城、福岡のキャラクター交換
また会う約束を交わした学生たち
今年の「宮ボラ」でも、尚絅学院大学をはじめ実に多くの皆様にお世話になりました。ここに深く御礼申し上げます。
(地域連携センター)
過去の「宮城ボランティア」はこちらからご覧ください
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