敬語劇で子供に敬語を教えるスキルを身につけよう(文章表現)
11月16日(月)、こども教育学科 坂東実子講師の授業にて、正しい敬語の使い方を学ぶことを目的とした「敬語劇」を実施しました。この授業は「文章表現」という講義名ですが、文章を書くだけでなく、それを口頭で発表する時間を設けています。この敬語劇は、坂東講師が2010年から実施している取り組みです。
※2017年 初年次教育学会第9回大会でこの取り組みを研究発表しています。
(坂東実子「初年次教育における「敬語劇」―グループワークによる台本作成、上演の試み」)
※2017年 初年次教育学会第9回大会でこの取り組みを研究発表しています。
(坂東実子「初年次教育における「敬語劇」―グループワークによる台本作成、上演の試み」)
「敬語劇」の上演
学生たちはこれまでの授業で、6つのグループに分かれ、正しい敬語の使い方を観客に知ってもらうことのできるような台本を作ってきました。本日はその台本をもとに、劇を上演します。
グループごとに思い思いの役柄、衣装を用意し、人気ドラマのシーンを引用したものもありました。
グループごとに思い思いの役柄、衣装を用意し、人気ドラマのシーンを引用したものもありました。
上演の様子
衣装や小道具もグループごとに用意しています
※ソーシャルディスタンスに配慮したうえで上演しています。
1グループの発表が終わると、観劇していたグループの学生たちは、無記名の評価シートに3段階で評価を記入していきます。評価項目は「敬語の学び」「発声?発音」「わかりやすさ」の3つです。
各上演はビデオ撮影もしており、後で見返して反省点を振り返ることができます。もっとこうすれば伝わったのではないか、ここは声が小さかった、セリフを忘れてしまった等の意見を交わす機会も設けられています。
各上演はビデオ撮影もしており、後で見返して反省点を振り返ることができます。もっとこうすれば伝わったのではないか、ここは声が小さかった、セリフを忘れてしまった等の意見を交わす機会も設けられています。
教育の現場では、学びを劇にするアクティブラーニングをしている教員がたくさんいます。教員になるうえで、子供たちに正しい敬語の使い方を指導できることも大切な能力の一つです。学生たちは演じる側、観劇する側の両方を経験し、楽しみながら敬語の使い方を身につけられたのではないでしょうか。
報告:IR?広報室
報告:IR?広報室